KSFの使い方(収入アップ、お仕事検索)

KSFの使い方(収入アップ、お仕事検索)

前回、KSFの考え方で、KSFというものがどういうものなのか

を掴んでもらえたら、次は実際に使ってみよう。

例えば、人生で大切なこと で取り上げた、お金についての部分で、


1、収入

2、支出

3、お金を働かせる(投資)


について、取り上げたが、これをKSFの視点で見てみよう。

少し考えれば、わかるが、この3つの肝心要は、1の収入だ。


収入がないと、支出ができない。支出を減らすとしても、限界

があるし、何より、やりすぎると心理的消耗になり、人生の目的である

幸せに暮らすということにも反する。

3の投資では、そもそもある程度初期の資金が必要になる。大きな資金が

あれば、投資技術は少なくても増やせるが、小資本だと、それなりに技術が

必要になる。


この資金を作るためには、やはり、1の収入が必要になってくる。

これらのKSFを理解していると、必要以上に2や3に力を注いでいないかどうか

の判別ができ、骨折り損のくたびれ儲けということから遠ざかる。



次に、1の収入の中のKSFを見てみよう。

収入には、大きく分けて、従業員か経営者かという選択がでてくる。

大きな資金などがあれば、投資という選択も可能だが、この部分はKSFから

みると小さいので、


1、従業員


2、経営者


というくくりにして、シンプルに考えることにする。

さらに、大多数の人が従業員という立場なので、この中のKSFを見てみよう。

従業員は、働きに応じて、お金を得る。


つまり、従業員のKSFは、働きとお金という2つになる。

自分のできることやしたいことという視点も必要なのでは?という疑問が出るが、

もちろん、それも大事な点だが、したくないかつできない仕事でも、所属さえ

できていれば、不快でもお金を得ることが可能であるし、できない仕事ができる

ようになる場合もあれば、イヤだと思っていた仕事が、やってみると楽しかったり

するものなので、かなり変化に富む要素なので、KSFから排除している。



このKSFの視点から、例えば、ハローワークで仕事を探すことをしてみよう。

ハローワークでは、誰でも仕事を検索できるパソコンがある。

そのパソコンで、データベースに保存された仕事情報を検索できるのだが、

さまざまな仕事の条件を入力して、フィルターをかけたものを表示できる。


あなたなら、どのように検索するだろうか??


年齢や近隣などは、あたり前の項目として入力しないといけないので、その入力後

どこをポイントに見るだろうか。


このKSFから見ると、まず1のお金の高いもの順に条件をしぼる。月収100万円などを


入力してみる。その次に2の働きに関する、休日数と就業時間を見る。


その2つを基本に、自分がしたいものを選ぶだけで、いいのだ。


給与の高い順に検索しているため、断られても、それほど落ち込まないなど、リスクの

割には、リターンが大きい。そもそも、高い給与と労働で選択しているため、

その部分での心配は減る。


長くなったが、このように生活のあらゆる部分において、KSFという考え方は、目的の

達成を早めることができるのである。